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軽鉄工事
construction
店舗工事の基礎となる、空間創りの専門家
ECOTEC SPIRIT
近年さまざまな商業施設やビルが建設され、その中には数多くのお店やオフィスが入っています。実はビルを建てただけでは何もないフロアしかなく、皆さんがよく訪れる商業施設も出来たときは柱以外の仕切りが何もありません。しかし皆さんがよく見る商業施設は、数多くのお店が壁で仕切られているかと思います。その仕切りや壁、さらには天井に至るまでの基礎となるものを創るのが「軽鉄工事」です。オフィスのあるビルも、何部屋に分けるのかも軽鉄工事の施工によって決まります。軽鉄工事というのは「何もない空間にお客様の希望通りの空間を創り出す空間の専門家」なのです。
軽鉄工事(LGS工事)とは
古来より、住宅や建物全般の骨組というものは木製で作られていました。その為、建物を建てる段階で部屋の間取りを考えて施工をしないと間取りの変更はとても難しいものでした。しかし昭和50年頃より、「ライトゲージスティール(Light Ganuge Steel)」と呼ばれる、厚みが0.45mmほどの軽量鉄骨材が普及しだし、木製よりも「安価」で「加工がしやすく」、「防火性」の高い軽鉄工事が主流になって行きました。軽鉄材の種類や組み合わせるボード・資材により、「湿気に強い」「熱を通さない」「通気性がいい」という様々な特性が増やせるのも選ばれる要因かと思います。
より自由度が高く、安全性にも優れた骨組工事が「軽鉄工事」なのです。
軽鉄工事の6つの利点
軽鉄工事の作業手順
STEP1
基礎となる「下地材」を製図に合わせて組み立てる
製図をもとに、「軽量鉄骨」を格子状に組み合わせながら壁や天井の骨組みを作る作業です。この骨組み作りは、間取りや空間創りのベースになるだけではなく、建物の安全を守る重要な施工です。しっかりとした専門家が行うことにより、完成時の見栄えの美しさにも繋がり、高い技術力が必要となります。
STEP2
下地材に「ボード」を貼る
基礎となる軽鉄下地を組み終えた次の段階になります。「プラスターボード」という石膏ボードを軽鉄下地に貼りつけていきます。このプラスターボードは加工がしやすく、その場で張り付ける場所のサイズに加工します。ボードの間には、結露防止や冷房・暖房の効率をあげる為に断熱材を敷いたり、防音対策で遮音シートを貼る工事も行います。高い技術力と迅速な作業が必要とされる施工です。
近年建築物には、不燃性・耐火性・軽量化をはじめ、遮音性・断熱性といった性能向上が強く求められています。軽鉄工事では、石膏ボード、ケイ酸カルシウム板、ロックウール化粧吸音板等を中心に多種多様な内装用建築資材が使用され、より安全性の高い施工を行えるようになっております。
石膏ボード
ケイ酸カルシウム板
ロックウール化粧吸音板
STEP3
壁紙貼り・仕上げ施工
ボードの施工が完了すると、必要に応じてクロス業者によって壁紙を貼り仕上げられていきます。この際に軽鉄下地の段階で歪みや隙間があると、壁紙が浮いてしまったりクロスがきれいに貼ることが出来ず、うまく施工を行うことが出来ません。軽鉄下地は、この仕上げの段階にまで影響する重要な施工になります。当社では総合建築事業も行っているので、軽鉄下地から仕上げまで一貫して行うことも可能です。一貫して行うことにより、他社では難しい細かい修正などにも対応が出来るので、より効率良い施工をご提供いたします。